2018年06月27日

さて、どこへ行こうかしらね、ネットは広大だわ。

左様、以下はネット人格としてのHagex氏への言及である。



「はてなブログ公式ミートアップ」が中止となる事件が起きた。2018年6月24日。
日曜日深夜から月曜日の夕方まで、はてなブックマークを通して流れてくる追悼文に呆然としてネットワークから離れることができなかった。

Hagex氏は、広大なネットの世界へ旅立ってしまった。


氏のブログを断続的に読んではいたものの、ただの一読者が何か記しておく根拠など何も無い。
しかし、袖振り合うも他生の縁。ネットに漂うさまざまなHagex氏の断片のなかで、当ブログが接した断片を記録しておくことも何かの意義はあるかもしれない。


Hagex氏のブロガー、はてなブログ(はてなダイアリーからの継続であったが)のブロガーとしての功績は既にたくさんの記事に挙げられているとおりだろう。ざっと見渡して、まだ、書かれていない最大の功績があるはずだ。ブロガーHagex氏が遺した最も評価されるべき作品は、「斗比主閲子」というブロガーであろう。


彼は、そういう「流れ」を意図的に起こすための手法を誰よりも知っている人の一人だからだ。たとえば彼は、Twitterのフォロワーを安く大量に仕入れる方法、自分の書いたものが注目記事として扱われるようにするための細工、まるで人気者のように見せかけるための手法みたいなものを幅広く知っていた(技術的にもSE的にも)。

EZKay.com「無題」http://ezkay.com/archives/3076 より


追悼のひとつにみた、この文章から、ブロガー「斗比主閲子」誕生の鮮やかな手際が思い返された。当時の2ちゃんねるに登場した「トピシュ」に関するスレッドの不可解な内容も、テクニックのひとつであったのだろうか。Hagex氏の著書を彩り、釣師の存在に説得力を持たせる仕込み「妖精さん」かと、当時から疑いは持っていたが、こうして傍証が示されると感慨深い。「「流れ」を意図的に起こす」ための「操作」の是非を問いたいわけではない。ああ、そういうことできる人だったのか、それだけだ。

では、そのような壮大な釣りであったとして、何が実現されているのだろう。その後の推移を丁寧に追ってはいないが、ブロガー「斗比主閲子」氏の著書も出版され、家庭問題のネットのご意見番の地位を着々と積み上げているようにみえる。短絡な見解しか持てないが、ネットを通して現実が「編集」されたのではなかったかと、今はとらえている。


もっと時間をかけて、エビデンスのある内容を書くべきなのだが、急いで書いておきたい気がかりがひとつある。2018年6月24日の後、斗比主閲子氏のブログも、はてなブックマークも、Twitterも更新されていない。そのような状態ではないのかもしれない。このまま揃って消えてしまうとしたら、あまりにも残念だ。




そう遠くない未來。
断片化されてネットに漂うHagex氏は、いつしかネットの海を漂いながらネット人格AI-Hagexとして再構成されるのだ。
噂にきこえるとおり、橋本環奈に激似のご本人を模した超絶美少女義体にロードされたAI-Hagexが、はてなの公式ミートアップに登壇し、はてなーの喝采を浴びる様子を、はてなーのレポートで目にする日が来るかもしれない。

「精霊は現れたまえり。久しぶりだな、Hagex。今は何と呼ぶべきかな。」
「正確には衛星経由で私の一部がロードされてるだけよ、はてなー。」と田中敦子ボイスで囁かれるその日まで、広大なネットのなかを漂っているのだと思いたい。



はてなーじゃないから、ここで眺めていよう。

posted by holoholo at 20:00| シドニー ☁| Comment(0) | ネットのなかのひとびと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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